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寝具のこと、どれだけ知っていますか?

(眠りの知識)


 

睡眠中のからだにやさしい…それが寝具の絶対条件!

眠れさえすれば寝具はどんなものでも良いか?答えはノー。寝具は睡眠中のデリケートな体を守る、大切な役割を担っているのですから…

快適に眠るための道具たち、それが寝具です。寝具とひとくちに言ってもそのアイテムは「掛ふとん」「敷ふとん」をベースに「毛布」や「カバーリング」「枕」などさまざまで、それぞれに役割があります。
どの寝具にも共に共通する大切な役割は睡眠中のからだの生理的変化に優しく対応し、より良い眠りを導き出すことです。なかでも、体温が下がる・汗をかくなどの変化に対して、大切な温度を保つ「保湿性」、適切な湿度を保つ「吸透湿性」、吸った湿気を空気中に発散させる「放湿性」に優れたものであることが前提条件です。

 

掛けふとん

からだから出る熱を逃がさずに体温を保ち、どんなに寝返りをうってもからだを包み込むのが掛ふとんの役割です。からだを圧迫せずに軽さを生む「かさ高性」と、からだにやさしく馴染んで包み込む「フィット性」にすぐれていることが求められます。

詰めものには、綿・合成繊維・真綿・羽毛(ダウン)などの素材が使われていますが、特に羽毛と真綿は空気をたっぷり含むので外の熱が伝わりにくく、フィット性も抜群のため対流が起きにくいこと、また放湿性にすぐれている動物性繊維であることながら、理想的な詰もの素材となっています。

これらの詰めものと側生地、縫製、キルティングなどによって掛ふとんの品質が決まります。

 

敷きふとん

まっすぐ立ったとき、人間の背骨はなだらかなS字型を描いています。この形を睡眠中も保持する「正しい寝姿勢の保持」が敷ふとんの役割です。そのた め中芯に特殊構造の固綿を挟み込んである硬めの敷ふとんが主流となっています。ただし、硬いだけの敷ふとんは腰部等からだの一部を圧迫することが多いた め、寝心地の良いものではなく、眠りが浅くなる場合もあります。そこで、第二の役割として「体圧分散」が重要になります。からだのあたる表面はやわらか く、かつ、寝姿勢の保持が求められます。