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寝具の知識《綿・合繊・洋毛ふとん》

(寝装)


綿ふとん

“綿は自然が育むやさしい植物繊維”

綿は、あおい科ワタ属に属する「綿花」から採られる植物繊維。

花が散るとコットンボールという胡桃の形に似た果実ができ、

生育する自然に割れて中からやわらかな種子が吹き出します。

綿の原料となるのは、種子に密生しているリントと呼ばれる細い繊維。

この繊維の長さによって、超長繊維綿、中繊維綿、短繊維綿に分類され、

長いものほどしなやかで弾力性に富み、

同じ綿とは思えないほど高品質の綿製品となります。

綿の特長は保温力・吸湿性・弾力性にすぐれていること。

その特徴を活かして、寝具ではふとんの詰めもの、

側地、綿毛布、タオルケット、カバー、シーツ、ナイティなど

オールマイティに活躍しています。

 

“木綿を使用した綿ふとんは、寝具のスタンダードナンバー”

木綿はわたは弾力に富み、保温性や吸湿性にすぐれているため、

掛けふとんや敷きふとんの詰めもの素材として昔から使われています。

吸湿性にすぐれているものの、一度湿気をおびるとなかなか元に戻らないため、

必ず日にさらす必要があります。しかし回復力はバツグン。

ふっくら・やわらかなふとんに戻り、

干草のような匂いに包まれて眠るのが好きだという理由で、

綿ふとんを選ぶ方も多いようです。

長期間の使用によって綿が固まってきますが、

「打ち直し」をすくことで繰り返し使用できるのも木綿わたならではの特長です。

 

合繊ふとん

“ポリエステルの機能に注目”

ポリエステル素材のわたを使用したふとんです。

弾力性・保温性などふとんわたに必要な機能を備えています。

木綿わたの半分ほどの軽さなので毎日の上げ下ろしも楽です。

掛ふとん用の中わた「ファロン」は、中空でキレメのない長繊維をを使い、

アーチ型のウェーブに加工したもので、からだによくフィットします。

側地では、超極細の合成繊維を緻密に織り上げ、

ダニの侵入を防ぐようにしたものもあります。

合繊ふとんはダニやホコリを寄せ付けず、

衛生的で価格も手頃なので、

日に干す機会の家庭や、一人暮らしの方に適しています。

 

洋毛ふとん

“健康的な眠りをお約束”

素晴らしい特長を持つウールをふとんわたにすると、

さわやかな肌ざわりと快いクッション性で、健康的な眠りを約束してくれます。

ふとん向けのウールとしては、

オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランスなどの品質がすぐれていてます。

なお、他の繊維と混ぜ合わせたものは「ウール混わた」として区別されています。

ウールは繊維が柔らかいために「へたり」がおきやすいとされていますが、

これを解消したのが「固わた三層構造」のウール敷きふとんです。

ウールわたを特殊加工し、フェルト化させた固わたを、

上下からウールわたでサンドイッチしたもので、

敷きふとんに求められる快適支持性・弾力性などを持つ最高の構造です。

2枚のふとんを1枚にドッキングさせた「デュエット構造」タイプは、

2枚のふとんの間にできる小さな空間があたたまった空気をキープでき、

かさ高清・弾力性にもすぐれています。